防府天満宮の梅まつり

 1,100本の梅の、ふくよかな香りに包まれる中、2月15日~3月1日に防府天満宮で「梅まつり」が開催され、琴演奏会、甘酒接待、大道芸など様々なイベントや行事が行われました。

リハーサルにて。紅梅と白梅を運びます。 23日には、華道家元池坊防府支部の「梅まつり奉賛いけばな池坊展」も境内で開催され、御本殿では「献花式」も行われました。

 これは、梅のお生花(しょうか)を本殿に奉納する神事で、私の娘(防府支部所属)もお役をいただきましたので、見学に参りました。

 少し肌寒い、澄んだ空気のご本殿に100人位の方と一緒に上がらせていただき、神事に参加させて頂きました。

 祝詞奏上、献饌、献茶と、厳かに神事が進んだ後、献花が行われます。

 娘ともう一人の女性のお役は、既に活けられた白梅・紅梅のお生花を捧げ持ち、神職の方にお渡しすることだったのですが、我が事以上にハラハラして見守りました。


稚児舞の奉納。 その後は神楽舞「紅わらべ」の奉納が行われ、神事は無事終了。

 神事の後、娘と一緒に、回廊で行われている花展や境内の梅を見たり、露店を回ったりしました。少しの時間ですが、春を思わせる温かな陽ざしの中を境内で過ごし、お宮のお力をいただいたようで、リフレッシュできました。

 また、防府天満宮にはたくさんの市民の方が集まっておられ、天満宮がとても近い存在であることを実感しました。

 子ども達も小さい頃から稚児舞を奉納したり、天満宮に遊びに来たりと、神仏を身近に感じながら育っているようです。こうした環境から、子ども達は、感謝の心や、神仏に対する畏敬の念が、自然に身に付いていくのだろうと思います。

茶道の研究会に参加

前日からの冷え込みで、お茶室の前の池には氷が張り、幻想的な光景となっていました 裏千家茶道淡交会周防支部徳山支所の研究会が、市内の緑地公園「万葉の森」の「万葉亭」であり、久しぶりに参加しました。昨日からの大雪による冷え込みで、珍しく池には氷が張っていました。

 以前は、100名を越える参加者がありましたが、最近は、少し減少傾向にあるようです。

 しかし、若い人も多数おられ、次の世代もしっかり育ちつつあると感じ、とても嬉しく思いました。

 最初のセレモニーの時、鵬雲斎大宗匠がつくられた「ことば」をみんなで唱和します。

 「私達は茶道の真の相を学び、それを実践にうつして、たえず己の心をかえりみて、一盈を手にしては、多くの恩愛に感謝をささげ、お互いに人々によって、生かされていることを知る茶道のよさをみんなに伝えるよう努力しましょう

 一、他人をあなどることなく、いつも思いやりが先に立つように
 一、家元は親、同門は兄弟で、共に一体であるから、誰にあっても合掌する心を忘れぬように
 一、道を修め、なお励みつつも、初心を忘れぬように
 一、豊かな心で、人々に交わり、世の中が明るく暮らせるように


 利休さんの教え、また禅の心を、大宗匠が一般の人にもわかりやすく書かれた、とお聞きしています。
 
 口に出してみると、この言葉には、日本人のDNAが持っている「日本人のよさ」について説いてあるようにいつも思います。

 今を生きる私たちは、日本の素晴らしい伝統文化である「茶道」を次の世代に繋いでいくこと、また、そこに流れている「茶道の心」「和の精神」をも伝えていく使命があると思います。

華道家元池坊の花展が開催されました

すばらしい大作の前で
 第27回華道家元池坊山口県連合支部花展が、周南市総合スポーツセンターの多目的ホールで開催され、県議会議長代理として出席しました。

 この花展を主管として企画運営された池坊徳山支部の皆さんは、1年あまり前から、今日の日のために大変なご尽力をしてこられました。

 私も、実行委員長の山本宣幸先生からいろいろなご相談を受けてきましたので、今日の日を無事迎えることができたことを、とても嬉しく思っています。

 スポーツセンター入り口で開催されたオープニングセレモニーの後、会場いっぱいに活け込まれた数々の作品をゆっくり拝見させていただきました。

 出品されたのは、県内16支部220名あまりの会員の皆さん。一つの花入れの中に、季節の移ろいや、命の尊さや儚さを、実に見事に表現されており、どの作品も見ごたえのあるものばかりでした。

 お花は、人の心を和ませるなど、とても偉大な力を持っています。また、500有余年の歴史を有する「いけばな」は人生を豊かにし、安らぎや潤い、また感動を与えると言われています。

 多くの方に、花展に足を運んでいただき、日本が世界に誇る素晴らしい伝統文化であるいけばなに接していただきたいと願っています。

大宗匠様からお手紙をいただいて

大宗匠様からの手紙 昨年10月、周南市文化会館で開催された(社)茶道裏千家淡交会周防支部設立65周年記念茶会の折に、鵬雲斎千玄室大宗匠様とお話する機会をいただき、温かく優しいお言葉をかけていただきました。

  2008年11月05日(水)

    茶道裏千家淡交会周防支部65周年


  今年の2月に県議グループで台湾の南投県に研修に行く時、大宗匠様のお言葉を思い出し、お茶道具一式を持参しました。言葉は通じなくても、お茶を点てることによって心が通じ、文化や親善の交流をすることができました。

  2009年02月19日(木)

    初の南投県訪問と献茶


 この時の様子を大宗匠様に

「いつもおっしゃっておられる“一盌からピースフルネスを”という言葉の意味をようやく理解することができました」

と、お礼の手紙を差し上げたところ、思いがけず、今日、大宗匠様からお返事が届きました。


  「台湾には、裏千家の2つの支部があり、国際的な平和を求めて活動しています。先日は、李元総統や馬現総督をお迎えし、台北にて茶室披き(ちゃしつびらき)を盛大に開催したところです。折角、台湾に行かれる機会でしたのに、残念でしたね。私は50年かけて、世界各地に協会(支部)を設立してきました。次回、海外視察の折には、ご連絡いただければ、各国の協会(支部)を紹介しますよ。ぜひご連絡ください」

と認めてありました。


  全国には裏千家の数多くの同門がおられます。その長として、大変お忙しい方なので、お返事がいただけるとは想像もしていませんでした。感激の極みです。大宗匠様のお心に添えるよう、これからもお茶を通しての文化交流に精進し頑張ってまいりたいと思います。

茶道裏千家淡交会周防支部65周年

鵬雲斎千玄室大宗匠と (社団法人)茶道裏千家淡交会周防支部が、設立65周年・青年部設立40周年という節目の年を迎えられました。周南市文化会館にて、去る10月29日、記念式典、鵬雲斎千玄室大宗匠の講演会、記念茶会が開催されましたので、私も淡交会の一員として参加いたしました。


 大宗匠は現在85歳です。1時間半のご講演の間、原稿も持たず、英語を交えながら、声量豊かに朗々と話されるお姿は、若さいっぱいで、会員一同、まさに感動でした。


  講演内容は、お茶の話のみならず、環境・人権・文化・教育などあらゆる分野にわたっていました。「私達が人間として生きていく上で大切なことは何であるか」「日本の伝統的な文化である茶道の素晴らしさを次の世代に継承していくために、私たちがなすべきことは何であるか」などをわかりやすく話していただきました。


 大宗匠は、「一碗からピースフルネスを」という言葉を携え、これまでに、世界62か国を300回以上歴訪し、日本の伝統の中にある優しさ・思いやり・もったいないと感じる心を広めてこられました。

  一碗のお茶を持って、どんな国のどんな人に対しても分け隔てなく、平和の為、その国の未来の為に文化交流・親善交流以上の成果を上げてこられ、平成17年、外務省より「日本・国連親善大使」の委嘱を受けておられます。


 私はお茶席が終わった時、亡き夫が周防支部の副支部長として大変お世話になったことのお礼を申し上げました。


 大宗匠は微笑みながら、

「では、それから貴女が県議になって頑張ったの?大変だったでしょう。これからも、皆さんのために頑張って働いてくださいね」

と優しくねぎらいのお言葉を掛けてくださいました。


 大宗匠の温かいお心とお人柄に触れ、とても嬉しく心の和むひと時でした。

「第2回山口県総合芸術文化祭 いけばな展」

県議会議長賞の伝達 山口県いけばな作家協会主催の「第2回山口県総合芸術文化祭  いけばな展」が、9月9日まで、周南市の近鉄松下百貨店で開催されています。


  池坊や小原流、柴山流など17流派の先生方の作品が出展。伝統的な作品・華やかで現代的な作品・清楚でありながら侘びを感じる作品など各流派によって生け方や趣が異なり、会場は熱気に溢れ、訪れた多くの女性が熱心に見入っておられました。


  紅葉やリンドウ、ワレモコウなど初秋を感じさせる草花などを用い、一つの花器の中に、移り変わる自然や草花の命のはかなさが表現されていて、それぞれに工夫された作品に目を奪われました。


 その後、市内のホテルに移動し表彰式が行われ、私は議長代理で「県議会議長賞」の伝達を行いました。


  また、昨年から県周南総合庁舎の1階ロビーにお花を入れてくださっている「いけばな作家協会」の代表の方にも表彰状が贈られました。


 これは、以前、私の提案をいけばな作家協会の方が受け入れてくださったもので、私も嬉しく思いました。


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☆県周南総合庁舎の1階ロビーには、毎週、ボランティアの方が順番で活け込みをしてくださっており、庁舎を訪れる多くの皆さんの目を楽しませていただいています。


   2007年07月25日(水)

     「いけばな展示コーナー」の開設

茶筌供養のお茶会

般若心経をあげながら、古いお茶筌を炭の中に1つずつ入れて燃やします 私が茶道を習っている国沢先生から

「『茶筌(ちゃせん)供養』のお茶会をしますので、古くなったお茶筌を持ってお越しください」とご案内をいただきました。


  「茶筌供養」とは、抹茶を点てるときの「お茶筌」が古くなり使用できなくなったものに、感謝の気持をこめて供養する法要です。


  お茶室の中庭には、3本の青竹が組まれ、炭が熾してありました。上からはお釜が吊り下げられており、その傍にみんなが集まり、まず、先生がお茶筅に感謝の言葉を述べられます。その後、みんなで般若心経をあげながら、古いお茶筌を炭の中に1つずつ入れて燃やしていきます。


 そして、お茶室に移動し、先ほどの火で沸いたお湯を用いてお茶を点て、感謝をしながらお茶を頂きます。


  私は20年前にお茶を始めましたが、最近はあまりお稽古に行く時間がとれません。今日はそんな私に、先生からお茶を点てるお役を与えていただき、久しぶりにお釜に向かい、お茶杓を持ち、お茶筌を振りました。


  「暑い時なので、少しでも涼しく」と、先生の細やかなご配慮で、色々なしつらえがしてあり、おもてなしの勉強をさせていただきました。和気藹々としたお席で、とても楽しいひと時を過ごすことができました。



 ***参考***

  お茶筌とは、抹茶をたてる時、泡をたてたり、練ったりするのに用いる竹製のお道具です。お茶道具の中で、唯一、他の道具で代用できないものだそうです。

「いけばな展示コーナー」の開設

初日を飾って下さった山本宣幸先生の作品 山口県周南総合庁舎の玄関を入ると、正面に素敵なお花が目に入るようになりました!


  この総合庁舎が完成した時、2階の「さくらホール」が広く県民に開放される施設であることを知っていただくために、「杮落とし」として、「いけばな池坊展」を開いて頂きました。


 その時に、1階の広いエントランスホールで、池坊の先生や当時の県民局長さんと

 「ここに、お花があるといいですねえ・・・。」

とお話をいたしました。


  以来、関係者で検討を重ねてこられましたが、その結果、本日、エントランスホールに、いけばなの展示コーナーが開設される運びとなったわけです。


  来庁された方や職員の皆さんが、展示コーナーに活けられたお花を見て、優しい気持ちになられ、心も和まれるのではないかと思います。そのことによって、この庁舎が、一層、県民の皆さんに愛されるものになるでしょう。私もとても嬉しく思います。


 毎週火曜日に「山口県いけばな作家協会」の皆さんが、ボランティアで、お花を活けてくださいます。


  「活け込みから撤花までのお花の管理等、大変ご苦労をおかけすることになると思いますが、県民の皆さんのためによろしくお願いします。」

と、開設のセレモニーで、ご挨拶させていただきました。


 この展示スペースから、「いけばな」の文化が、周南市や山口県に向けて発信されることを期待しています。


 ***参考***

 ・前回の「いけばな池坊展」の開催は、2004年10月30日(土)の日々の思いを見てください。

「いけばな池坊展」の開催

 華道家元  池坊徳山支部主催の「いけばな池坊展」が、周南総合庁舎のさくらホールで開催され、来賓としてご案内を受けたので出席し、ご挨拶をさせていただきました。

  数ヶ月前、知人に、「さくらホールの柿(こけら)落としの一環として、華やかな花展を企画していただけないでしょうか」と、お話を持ちかけたところ、「ぜひ私の支部で企画しましょう」と、積極的に取り組んでいただきました山本支部長さんや、役員の方々のご尽力で開かれたものです。

 さくらホールいっぱいにお花が咲き誇っていました。

  この「いけばな池坊展」に対し、平成18年に開催されます「国民文化祭やまぐち」実行委員会の後援を頂き、きららバンドのアコポコさんも応援に来てくれ、一役買ってくれました。

 500有余年の歴史と伝統を持たれる池坊は、国内外において、今や、最大規模の流派となられました。

  花の風情の一枝を大事にしながら活けこみをされているのを見ますと、この殺伐とした世の中にありながら、心をホッと和ませてくれる実に素晴らしい文化だと思います。

 保育園児や小学生の出品も多数あり、野の花を自然な形で思い思いに活けておられました。

  数名の小学生も会場に来られており、観客の皆さんに「上手ねー!」と声をかけられながら、苦労した点などを説明していました。

  「どうして、この花をここに使ったの?」って聞くと、「お花が『ここに活けて!』って言うの。」と、答えてくれたかわいい女の子は、これからもずっとお花を続けていきたいそうです。

  きっと花のいのちの短い事や、花を愛でる優しい心を、指導者の山本支部長さんからしっかり教えられているのだと感じました。

  この素晴らしい日本の伝統文化を、次の世代へ継承して頂き、この周南市が、文化の薫る街になるよう期待しています。

万葉の森の大賀ハス

  市内の西緑地公園の西側にある「万葉の森」のお茶室で毎年恒例の「朝茶」の会があり、早朝より、仲間と一緒に出席しました。

  アシビ・ミツマタ・ナデシコ・ワスレナグサなど万葉集に詠まれた約130種の草木が植えてある「万葉の森」は、年間通して、市民の憩いの場ですが、今の季節、一番目を引くのは、夜明けと共に開花する「大賀ハス」の花です。

  「大賀ハス」(おおがはす)は、紅蓮系の大型の花をもつ観賞用のハスの一種です。昭和26年に、千葉県の検見川遺跡(現東京大学総合運動場)で、2000年以上前の青泥底層の中から3個のハスの実が発見され、そのうちの一個だけ発芽に成功し、翌27年に開花しました。

  故大賀一郎博士がこの発掘事業に全精力を注がれたことから、「大賀ハス」と命名され一躍世界的に有名になりました。

  悠久の時をへて、よみがえる太古の花が、永い眠りから、今、覚めたように、ゆっくりと可憐に開く「大賀ハス」の花を観るために、今朝もカメラをかかえて沢山の市民の方が来られていました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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